HSPが看護師に向いてない5つの理由と独立した経験談を話した
HSPって看護師に向いてないの、、?
当てはまっていたら危険、、っていう要素はあるよ!
この不安を放置すると、モヤモヤに流されたまま時間を失ってしまいます。
- HSPが看護師に向かない理由は?
- 看護師以外にどう働けばいいの?
- 同じHSPさんの経験談が聞きたい
この記事を最後まで読めば、HSPさんが看護師に向かない5つの理由と対策がわかり、本音じゃない働き方から抜け出せます。
「HSPだけど看護師としてやっていけるの、、?」と悩む繊細さんに向けた重要な内容なので、しっかり読み進めてくださいね。
HSPが看護師に向いていない5つの理由
HSPさんが看護師に向いていない理由が、以下の5つです。
- 刺激が多すぎる環境での勤務
- 感情移入しすぎて心が疲れる
- 人間関係のストレスが大きい
- 夜勤のある不規則な生活
- 完璧主義による燃え尽き
まずは理由の把握が重要なので、ひとつずつ見ていきましょう。
① 刺激が多すぎる環境での勤務
HSPさんにとって、病院という環境は刺激が強いことだらけです。
- 医療機器のアラーム音
- 忙しく行き交うスタッフの足音
- 患者さんの話し声や呼び出し音
さらに、緊急コールが鳴り響けば、一気に慌ただしい空気に包まれます。
僕は病院に行くだけで心がざわつくよ。。
HSPさんは「DOES」という特性があり、とくに「Overstimulation(刺激に敏感)」の部分が、看護師として働くうえで大きな壁となります。
刺激に敏感なHSPさんは、こうした環境に長時間さらされ続けることで、次第に心身が消耗していってしまいます。
気づいたときには疲労が限界を超えて、メンタルを壊してしまうケースも珍しくありません。
② 感情移入しすぎて心が疲れる
HSPさんは共感力がとても高く、他人の感情を深く受け止めてしまう特徴があります。
- もっとできることはないだろうか
- この痛みを少しでも和らげられないか
- ご家族の気持ちを考えると胸が締め付けられる
看護師として働くと、病気や怪我で苦しむ方、終末期で残された時間と向き合う方、日々さまざまな患者さんと接することになります。
そんな患者さんの痛みや不安、悲しみに、HSPさんは深く共感してしまうのです。
他人の感情を吸収しすぎて、自分が消耗してしまうんだよね。。
患者さんやご家族の気持ちに寄り添うことは、看護師として大切な資質です。
しかし、この感情的な疲労は休息を取っても簡単には回復せず、じわじわとHSPさんの心を蝕んでいきます。
③ 人間関係のストレスが大きい
看護の現場では、さまざまな人との関係性を同時に保つ必要があります。
これが、HSPさんにとって大きなストレス源となるんです。
- ベテラン看護師からの指導
- 患者さんやご家族への対応
- 医師からの指示出し
- 後輩の教育
これらすべての人間関係を、同時に、しかも良好に保ち続けなければなりません。
HSPさんは人の顔色を伺いすぎてしまうんだよね。。
些細な変化すらストレスに
HSPさんは、他者の些細な表情の変化や声のトーンにも敏感です。
- あのとき先生の声が強かったのは、私の対応が悪かったから?
- 先輩が溜め息をついたけど、なにか気に入らないことでもあったのかな
- 患者さんの家族から冷たい目で見られている気がする
このように、まわりの反応に過敏に反応し、深く考えすぎてしまいがちです。
とくに夜勤では少人数でシフトをまわすため、相性の合わない先輩や同僚と長時間一緒に働かなければならないことも。
その緊張感や気疲れは、HSPさんにとって想像以上に大きな負担となるでしょう。
④ 夜勤のある不規則な生活
環境の変化に敏感なHSPさんにとって、夜勤を含む不規則な勤務体系は心を乱れがちにします。
- 体が疲れているのに眠れない
- 日勤が終わったと思ったら次の日は夜勤
- 休みの日も次の勤務に備えて生活リズムを調整
自分の時間を確保できないストレスは、HSPさんにとって特に大きな負担となるのです。
HSPさんは自分のペースを大切にしたい気質があるからね。。
このような状況が続くと、仕事のパフォーマンスも低下し、それがまた新たなストレスを生む悪循環に陥りやすくなるでしょう。
⑤ 完璧主義による燃え尽き
HSPさんの多くは完璧主義的な傾向があります。
これが看護師という職業と相まって、燃え尽き症候群を引き起こす原因となりやすいのです。
- 少しでもミスがあってはいけない
- 細かいところまでケアを行き届かせたい
- 患者さんのために100%以上の看護を提供したい
もちろん、こういった想いは、看護師として素晴らしい姿勢です。
しかし、HSPさんの場合、その完璧を求める気持ちが強すぎるあまり、自分を追い詰めてしまいがち。
必要以上に自分を責めてしまうんだよね。。
すると、次第に心身が疲弊。
最終的には燃え尽きてしまい、突然の退職や、深刻なメンタルヘルスの問題を引き起こすことにも。
なぜ看護師になるHSPが多いのか?
それでも看護師になるHSPさんが多い理由が、以下の3つです。
- 人の役に立ちたい気持ちが強い
- 真面目で努力家な性格
- 社会的評価の高さに惹かれる
これが繊細さんを苦しめる罠でもあるので、しっかりと解説します。
① 人の役に立ちたい気持ちが強い
多くのHSPさんには、「人の役に立ちたい」という強い気持ちがあります。
他人の痛みや苦しみに共感しやすい特性から、
- 誰かの支えになりたい
- 困っている人を助けたい
- まわりの人に貢献したい
という想いが自然と湧いてくるのです。
実際、患者さんから「ありがとう」を言われたり、回復していく姿を間近で見られたりと、やりがいを強く感じる瞬間も多くあります。
ただ、HSPさんって人のために頑張りすぎちゃうんだよね。。
しかし、その気持ちが強すぎるがゆえに、「もっとできることはないか?」と考えすぎてしまい、結果的に自分を追い込んでしまうことも。
② 真面目で努力家な性格
HSPさんの多くは、真面目で努力家な性格を持っています。
些細なことにも気づき、深く考える特性から、課題に対して徹底的に取り組む傾向があるのです。
- 看護の専門知識をしっかり勉強する
- 基本的な技術を完璧に身につける
- 先輩の指導を素直に受け入れる
こういった姿勢は、看護師と相性もよく、成長していくうえでプラスに働きます。
それを肌で感じ取って、目指す人が多いのかもね!
③ 社会的評価の高さに惹かれる
HSPさんが看護師を選ぶ理由のひとつに、「社会的に認められた仕事」という評価があります。
評価に敏感なHSPさんは、まわりから「素晴らしい仕事」と言われることで、自己肯定感を高められる側面があるのです。
- 看護師さんってすごいね
- 命を守る大切な仕事だね
- 社会貢献度の高い仕事だね
また、看護師は「一生困らない資格」とも言われ、将来の安定性という面でも魅力を感じやすい職業です。
しかし、周囲の期待や評価を重視しすぎるあまり、「本当に自分に合っているのか、、?」という本質的な部分を見落としてしまうことも。
気づかぬうちに他人軸に、、!
結果として、自分の本音や気質と向き合わないまま看護師になってしまい、後になって生きづらさを感じるHSPさんも少なくありません。
HSPの看護師がつらくなる前の5つの対策
看護師のHSPさんがつらくなる前の対策が、以下の5つです。
- 働き方を見直す
- 心身の健康管理を徹底する
- 将来の選択肢を広げておく
- 感情の切り替えを意識する
- 自分の気持ちを言語化する習慣をつける
ひとつでも知っておくとラクなので、ていねいに解説していきます。
① 働き方を見直す
HSPさんがつらくならないためには、まず自分に合った働き方を見つけることが重要です。
- 夜勤の回数を調整してもらう
- パートタイムへの切り替えを検討する
- 得意な専門分野に特化した配置を希望する
こういった働き方の調整は、HSPさんにとって生きやすさを大きく左右します。
自分から言い出すのは勇気がいるけど、言わないと変わらないんだよね。。
「言い出しづらいし、迷惑をかけてしまう」と悩むHSPさんも多いです。
しかし、心身を壊してからでは遅いので、早めの相談が長く看護師を続けるコツとなります。
HSPの「ゆるく働きたい」を叶える7ステップ【再現性あり】も参考になります。
② 心身の健康管理を徹底する
HSPさんは心身の疲れを溜めやすいため、意識的な健康管理が欠かせません。
- 休憩時間は必ず取る
- 質の良い睡眠を確保する
- 感情や思考を紙に書き出す
- 深呼吸や瞑想の時間を作る
- 栄養バランスの良い食事を心がける
つい自分を後回しにしがちなHSPさんですが、それでは長く働けません。
自分を大切にすることも、立派なケアの一部なんだよ!
あなたに合った方法を
なので、
- 自然の中での散歩
- 好きな音楽を聴く
- アロマテラピー
- 軽い運動
など、自分に合ったリフレッシュ方法を持っておきましょう。
HSPの疲れの取り方36選と経験談を暴露した【もう悩まない】におすすめをまとめてあります。
③ 将来の選択肢を広げておく
看護師として働きながらも、将来の選択肢を増やしていくことは大切です。
- 関連する医療資格の勉強
- 副業でwebスキルを学ぶ
- コーチングでやりたいことを言語化する
こういった自己投資は、HSPさんの可能性を広げてくれます。
仮にいまの環境が合わなくなったとき、別の道に進めるようにね!
資格があると、「この仕事以外はできない、、」と視野が狭くなりがちです。
しかし、『本当にやりたいこと』がほかにあるなら、そのことも真剣に考える必要があります。
一度きりの人生だもんね!
HSPがコーチングを受けないのは大損失でした【忖度なし】に経験談を載せておきます。
④ 感情の切り替えを意識する
HSPさんは感情移入が強いからこそ、意識的な感情の切り替えが必要です。
- 制服を脱ぐときに気持ちも切り替える
- 帰り道で「今日のことは今日まで」と決める
- 病院を出るときに「お疲れさま」と自分に声をかける
仕事で感じた感情を家に持ち帰らないよう、自分なりの区切りをつける習慣を作りましょう。
気持ちの切り替えって、大事なんだよね!
下記の見出しを参考にしてみてください。
⑤ 自分の気持ちを言語化する習慣をつける
HSPさんは物事を深く考えるからこそ、その思考を整理する必要があります。
- 日記をつける
- 信頼できる人に話を聞いてもらう
- モヤモヤした気持ちを紙に書き出す
感じたことを溜め込まずに表現することで、心の整理がしやすくなります。
言語化するだけでも、気持ちが軽くなるよ!
また、自分の気持ちと向き合うことで、「本当はどうしたいのか?」という本音も見えてきやすくなります。
なので、気持ちをアウトプットする習慣は必ず身につけておきましょう。
おすすめの動画
紙に書き出して人生を変える『ジャーナリング』についてYouTubeで解説しました。
HSPさんは必ず最後まで見て実践してね!
HSP看護師に向いている働き方
看護師のHSPさんに向いている働き方が、以下の4つです。
- 働きたいときに復職をする
- 資格を活かせる範囲での転職
- 看護師をやりながら副業を育てる
- 異業種への転職か独立
どれも再現性があるので、あなたに合うものを見つけていきましょう。
働きたいときに復職をする
HSPさんが看護師として働き続けるなら、『働きたいときに復職する』スタイルもひとつの選択肢です。
- 派遣看護師として単発で働く
- パート勤務から始める
- 夜勤専従として働く
- 短期間の看護師バイト
このように、自分のペースで仕事を選べる働き方であれば、HSPさんでも続けやすいでしょう。
自分でコントロールできるって、心の余裕に繋がるんだよね!
そして、空いた時間で好きなことをやってみるなど、自分らしさを追求するきっかけにもなります。
HSPがフルタイムをきついと感じる5つの理由と挫折の経験談も参考にしてみてください。
資格を活かせる範囲での転職
看護師の資格や経験は、病院以外でも活かせる場面があります。
- 企業の健康管理室
- 学校の保健室
- 介護施設
- クリニック
- 調剤薬局
HSPさんが働きやすい環境って意外とあるんだよ!
過去の経験から、「看護師以外は無理だ、、」となるのはもったいないです。
選択肢を狭めすぎて、自分を追い込まないようにしてくださいね。
看護師をやりながら副業を育てる
HSPさんの新しい可能性を広げる方法として、副業という選択肢があります。
- 医療系ライター
- 看護師向けの教材作成
- 医療系YouTuber
など、看護師としての知識や経験を活かしながら、自分のペースで取り組めます。
まずは小さく始めて、可能性を探っていくのがよさそう!
特にライターの仕事は、
- 在宅で働ける
- 締め切り以外は時間が自由
- 医療知識を文章で表現できる
という点で、HSPさんの繊細な感性が活きる仕事となります。
異業種への転職か独立
思い切ってまったく違う道を選ぶのも、ひとつの選択肢です。
- webデザイナー
- マーケティング
- サロン系の仕事
など、HSPの特性を活かせる職種は数多くあります。
目の前の仕事がすべてじゃないもんね!
たしかに、いままでの経験やキャリアを捨てるのは勇気のいる決断です。
しかし、
- 後悔覚悟でこのまま看護師を続けるか
- 新しいことにチャレンジして、自分らしい道を見つけるか
どっちのほうが人生をより豊かにできるでしょうか?
看護師という選択が、あなたにとってのゴールである必要はないのです。
HSPがフリーランスになって人生激変した話【10個の仕事も解説】に独立のヒントを載せておきます。
HSPの看護師の経験談
僕の友人に、看護師として働いていたHSPさんがいます。
その人は、優しく繊細な性格ゆえに、
- 意思疎通が難しい患者さん
- ドロドロした人間関係
- 不規則な生活
に、少しずつ心が蝕まれ、しんどくなってしまっていました。
コツコツと副業を育てる
そんななか、その人がやっていたのが、『副業を育てる』というもの。
看護師として働きながら、空いた時間はYouTube運営に使っていました。
「いつか独立をしたい、、!」という思いでコツコツ継続し、実際にYouTubeだけで生活できるようになったのです。
本当にすごい行動力!
看護師から理想の生活へ
そして、いまは看護師を退職し、フリーランスとしてYouTube運営だけで生きています。
ちなみに、いまの生活スタイルはこんな感じで、
- 午前中に仕事を終わらせる
- 午後はのんびり家族と過ごす
- 好きなときに家族とキャンプに行く
看護師時代には考えられなかったほど、「豊かな人生になった」と言っていました。
これが最強のロールモデル
そのうえ、
「もしフリーランスの仕事がダメになっても看護師に戻ればいい」
という安心感もあるので、不安やリスクも最小限です。
これは看護師さんの最強ロールモデルだと思う!
看護師の仕事がきつくても、その経験は必ずあなたを助けてくれます。
なので、もし挑戦したいことがあるなら、思い切ってやってみましょう。
まとめ
「看護師が向いていないかも、、」と過ぎる瞬間、きっとありますよね。
そんなときは、「働き方」ではなくて「生き方」にフォーカスしてみてください。
本当はどんな人生を送りたい?
我慢して、無理をしているとしたら、それはあなたらしくないです。
そのことを忘れず、一緒に豊かな人生をつくっていきましょうね。
追伸:HSPさんは必見です!
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