HSPがマルチタスク苦手な5つの理由と克服したコツを解説した
HSPだからマルチタスクが苦手、、。
そのまま我慢してると、人生を損しちゃうよ、、!
あなたの悩みを放置すると、本来の強みが仕事で活かせないまま苦しくなります。
- HSPがマルチタスク苦手な理由は?
- マルチタスク苦手は克服できるの?
- どんな働き方をすればいいのか知りたい!
この記事を最後まで読めば、HSPさんがマルチタスク苦手な5つの理由と対策がわかり、仕事に集中してでどんどん貢献できるようになります。
「マルチタスクができない、、」と悩む繊細さんに向けた重要な内容なので、しっかり読み進めてくださいね。
HSPがマルチタスク苦手な5つの理由
HSPさんがマルチタスクを苦手に思う理由が、以下の5つです。
- 複数タスクによる刺激
- 完璧主義で進まない
- エネルギーが尽きやすい
- 深い思考力で手が止まる
- ひとつ崩れると全部崩れる
多くのHSPさんがぶつかる壁です。
ひとつずつ、しっかりと解説していきます。
HSPの前提知識
そもそも、HSPさんがマルチタスクを苦手と感じるのは、DOESの影響が大きいです。
DOESとは、
- Depth of processing(深い思考力)
- Overstimulation(刺激に敏感)
- Empath and emotional responsiveness(共感力が高い)
- Sensitivity to subtleties(些細な刺激にも気づく)
という、HSP気質の基本となっています。
YouTubeで解説しています
HSPについてしっかり学びたい人は、必ず動画を最後まで見ておきましょう。
① 複数タスクによる刺激
HSPさんにとって、複数のタスクから受ける刺激は強すぎてしまいます。
たとえば、事務仕事だったとしても、
- パソコンや書類の確認(視覚)
- まわりの会話や電話(聴覚)
- キーボードを叩く(触覚)
- さまざまな意思決定(認知)
- ストレスや疲労(心理)
など、五感やメンタルへの刺激を絶えず受け続けることに。
こうなると脳の処理能力が追いつかず、すべての作業が止まってしまいます。
僕はひとりになりたくなっちゃう。。
② 完璧主義で進まない
完璧主義が多いHSPさんは、マルチタスクを終わらせることができません。
- 細かい部分が気になっちゃう
- 次に進みたいけど完璧にしないと
- もし間違いを指摘されたらどうしよう
こんな感じで、ひとつひとつに時間をかけすぎて、進まないことが多いです。
そして抱え込みすぎてパンクする、、!
最初から100点は求めない
僕自身も、この完璧主義の影響でタスクが全然進まない壁にぶつかりました。
そのとき気づいたのは、
まずは6〜7割の完成度でOK!
ということです。
これは「手を抜いていいよ」と言っているわけではなく、
- 0から80点を取る労力
- 80点を100点にする労力
は同じくらいだと言われています。
なので、まずは80点を取りにいき、そのあとで少しずつブラッシュアップしていくのがいいんです。
いきなり100点を目指して手が止まってしまわないよう、ぜひ覚えておきましょう。
③ エネルギーが尽きやすい
HSPさんがマルチタスクをこなすと、すぐにエネルギーが尽きます。
- メールのやり取り
- 電話対応
- ミーティング
- 資料づくり
- zoom面談
こんなスケジュールで仕事が進んでいくと、午後にはヘトヘトです。
「ほかの人はできてるのに、、」って自己嫌悪になる。。
そんな疲れの中では本来の強みも発揮できず、ミスも増えるという悪循環に陥るでしょう。
④ 深い思考力で手が止まる
ひとつのことを深く考えてしまうHSPさんは、マルチタスクでは手が止まりがちです。
- 時間をかけて決断する
- いろんな角度から物事を見る
- より良くする方法を模索する
など、わかっていても無意識的に考えてしまいます。
まわりに理解されづらい部分だからつらい。。
ただ、この特徴は環境を変えれば、ものすごい強みです。
そのことは忘れず、頭の片隅に置いておきましょう。
⑤ ひとつ崩れると全部崩れる
ここまでの理由を含め、ひとつのタスクがうまくいかないと、すべてが崩れます。
- 目の前のタスクがうまくいかない
↓ - 焦りや不安の感情が処理できなくなる
↓ - 集中力が途切れる
↓ - ほかのタスクに手がつけられない
こんな感じで、連鎖的にすべてのタスクにマイナスな影響を及ぼす可能性も。
そしてもうすべてが嫌になる、、笑
この状況になると、自分を責めてさらに悪い状態になってしまうので要注意です。
HSPな僕がマルチタスクを克服した5つの方法
HSPな僕がマルチタスクを克服した方法が、以下の5つです。
- やらされ仕事をしない
- 時間配分を自分で決める
- シングルタスクに分ける
- 重要なタスクを朝イチにやる
- 集中力の癖を把握する
僕が実際に試して効果のあったものです。
ひとつずつ、一緒に見ていきましょう。
① やらされ仕事をしない
まず、働き方を見直し、やらされ仕事をなくしていきました。
ただでさえしんどいマルチタスクなのに、それを嫌々続けるのは不可能だと思ったからです。
- 同僚に頼まれて手伝う
- 上司にやらされる業務
- 非効率なやらされ作業
など、HSPさんはこのモヤモヤに耐えられず、いつか爆発します。
その前に働き方を変えないと、、!
その仕事は本当にやりたいこと?
9割のHSPさんは、まずこの壁にぶつかっていることがほとんどです。
やりたくもない仕事をどうにかして人並み以上に進めようとするのは、無理があります。
実体験から言えるけど、絶対に続かない。。
なので、「マルチタスクが苦手」と悩む前に、「そもそもいまの仕事をやりたいのか?」と向き合ってみてください。
そうすることで、また新しい道が見えてくるかもしれません。
② 時間配分を自分で決める
仕事の時間配分を自分で決めることで、マルチタスクにも対応しやすくなります。
理由としては、HSPさんは自分ペースが守れると本来の強みが発揮できるから。
- 朝はのんびり起きる
- 仕事は午後から始める
- 眠くなったら仮眠をとる
こんなふうに、ガチガチに決められたスケジュールから抜け出せると、ストレスが激減します。
僕はこれで豊かな働き方を実現できた!
こうすると精神も安定します
時間配分を自分で決められると、かなりラクになります。
- 体調が悪いとき
- 気分が乗らないとき
など、その日の自分の心と相談して、無理ない範囲で作業ができるから。
お子さんがいる人などは、とくに時間を自分で調整できると、精神的にも安定するはずです。
メンタルが落ち着くと集中力も自然と湧いてくる!
③ シングルタスクに分ける
マルチタスクを分解して、シングルタスクのように分けてやるのも、とても効果的です。
なぜなら、作業への迷いがなくなり、ひとつのことだけに集中すればよくなるから。
- 午前中は文章を書く
- 午後はメールの返信
- 夕方は簡単なタスク
のように、時間帯やタスクによって切り分けることで、マルチタスクの感じが薄れます。
マルチタスクが苦手と悩むHSPさんは、これらを同時にやろうとして失敗するんです。
めちゃくちゃ経験あるから気持ちわかるけどね。
④ 重要なタスクを朝イチにやる
タスクの中でも、重要なものを朝イチで終わらせるのもおすすめです。
そうすることで、余計なことを考えなくなるうえ、精神的に午後の仕事がラクになります。
- 長めの文章を書き切る
- 新しいアイデアを練る
- 重要なプレゼン資料づくり
といった感じです。
重要なタスクが中途半端に残っていると、それだけで脳のリソースが奪われ続けます。
ふとしたときに気になっちゃうもんね。。
なので、重めのタスクこそ1日の最初に終わらせることを意識しましょう。
このメリハリが大事
僕は朝が得意なので、重要なクライアントワークを集中して午前に終わらせます。
そして、午後は、
- 自分の事業を進めたり、
- サウナに行ったり、
- 人に会ったり、
自分の心がより豊かになる活動の時間にしています。
こうやってメリハリをつけるようにしてから、マルチタスクでも苦じゃなくなりました。
「自分で決められる」って、心理的にも良い影響が大きいよ!
⑤ 集中力の癖を把握する
HSPさんは、自分の集中力の癖を把握しておくことも重要です。
刺激に敏感な繊細さんは、周囲の状況の変化に応じて集中力も変化するから。
- 朝イチが集中できる
- 夜の静かな時間帯が集中できる
- 仕事が終わる2時間前が集中できる
など、これは人によって違ってきます。
この癖がわからないまま、集中できない時間にマルチタスクに取り組んでしまうと地獄です。
「自分はダメだ」と錯覚しちゃう。。
無理に人に合わせない
僕の集中力は、
- 夜の眠い時間
- なにか心配事があるとき
- 未完了のタスクがあるとき
などに、ガクッと下がります。
なので、そういったときは思い切って作業を止めることを心がけるようになりました。
その結果、生産性がかなり上がった!
集中力の癖は人それぞれなので、無理にまわりに合わせようとしないでくださいね。
マルチタスクが苦手なHSPにもできる3つのコツ
マルチタスクが苦手なHSPさんにもできるコツが、以下の3つです。
- 身のまわりを整理整頓する
- 作業場所を変えてリフレッシュ
- タスクを書き出して見える化
誰でもすぐに取り入れられます。
ひとつずつ、わかりやすく解説します。
① 身のまわりを整理整頓する
まずは作業環境をシンプルに整えましょう。
なぜなら、刺激を受けやすいHSPさんは、身のまわりのモノの多さにも疲れてしまうから。
- 部屋にモノが多い
- デスクが散らばっている
- つねに視界の中にスマホがある
など、実はマルチタスクができない原因が、空間にあったりもします。
仕事が忙しいと散らかりがちだもんね。。
なので、マルチタスクが苦手なHSPさんは、一度身のまわりの整理整頓を意識してみてください。
② 作業場所を変えてリフレッシュ
マルチタスクに疲れてきたら、作業場所を変えるのもおすすめです。
たったこれだけのことで、集中力が完全にリセットされます。
- カフェで作業する
- コワーキングスペースをつかう
- 同じ建物内でもいくつか作業場所を持つ
など、物理的に移動することで、脳も新鮮な空気を感じられます。
でも、オフィス以外で仕事できない人はどうすればいいの、、?
ダメ元でも聞いてみる
オフィスに缶詰で働いているHSPさんは、まず上司に相談してみましょう。
運が良ければ、なにかしらの配慮をしてもらえるかもしれません。
とはいえ、ダメだった場合は、転職を視野に入れるのがおすすめです。
その職場はあなたが輝ける場所じゃなかったということ!
とにかく、「どうせ無駄だし」と気持ちを抑え込んでしまうのが1番良くないです。
現状がしんどいときこそ、自分からのアクションを大事にしてくださいね。
③ タスクを書き出して見える化
マルチタスクをこなすときは、必ずタスクを視覚化しましょう。
頭の中だけで整理しようとすると、絶対ごちゃごちゃになりパンクします。
- 手書きのメモに書く
- パソコンのメモに書く
- ホワイトボードに書く
手段はなんでもいいですが、しっかりと書き出しましょう。
僕が実際にやってるコツを紹介するね!
実際のやり方
僕は、そのときどきで、
- 紙に手書き
- パソコンのメモ
を使い分けていますが、毎朝必ずその日のタスクを書き出します。
そして、上から順番に終わらせていくんです。
ひとつのことを確実に終わらせてから次に進むのが大事!
書き出したことを同時進行でやろうとしたら、書き出す意味はなくなります。
なので、書き出したタスクを上から順番に終わらせる習慣をつくっていきましょう。
マルチタスクが苦手なHSP向きの働き方
マルチタスクが苦手なHSPさん向きの働き方が、以下の2つです。
- 職人系な仕事
- フリーランス
いろいろな働き方をしてきた僕の考えです。
ふたつとも見ていきましょう。
① 職人系な仕事
マルチタスクが苦手なHSPさんは、職人系の働き方がおすすめです。
そうすることで、HSPの強みである深い思考力や没頭力が活かせるから。
- ライターなど文章を書く仕事
- デザインにひたすら向き合う仕事
- なにかものづくりをする仕事
など、ひとつのことに深く入り込める仕事であれば、力を存分に発揮できます。
そのうえ、自分の苦手な部分をまわりがサポートしてくれる環境だと、より良いです。
② フリーランス
実際に僕が選んだ働き方が、フリーランスです。
なぜなら、
- 自分のペースを確保できる
- 働く場所を好きに選べる
- 得意に集中できる
という感じで、HSPさんでも強みを活かしやすい状況をつくりやすいから。
実際に、僕のコーチングの受講生さんにも、フリーランスになるサポートを依頼してくる人も多いです。
とはいえ、すべてが完璧というわけでもないんだ!
このタイミングが危ない
クライアントさんと仕事をすると、どうしてもタスクが重なることもあります。
そのことを予期せずにいると、精神的にかなり焦ってしまうので、要注意です。
とくに仕事が増えてきたときが危険!
また、急な仕事が降ってきて対応に追われるといったことも普通にあります。
いつでも働けるがゆえに、スイッチのオンオフが難しいのも事実なので、そこもしっかりと考慮しましょう。
HSPがフリーランスになって人生激変した話【10個の仕事も解説】も参考になります。
よしきの経験談
僕自身、いまはフリーランスとして働いています。
会社員として運送業や飲食店の経験もありますが、マルチタスクがきつすぎて無理でした。笑
心の底から向いてないと思ったよ。笑
そのときの心境やどうやって働き方を変えたのか、経験談をシェアしていきます。
マルチタスクがきつすぎた
会社員時代の仕事は、とにかくマルチタスクに追われていました。
- 自分のタスク
- 上司からの無茶振り
- イレギュラーなクレーム
もはやどこから手をつければいいのかわからず、よく涙目になっていたのを覚えています。
というか普通に泣いてた笑
と同時に、そんな経験を通して、「まわりの人と同じように会社員をやるのは無理なんだ」と絶望しました。
働き方をガラッと見直した
転職をしてみても結局馴染めず、気づけばニートは5回目。
社会不適合者すぎて、働くのも怖くなってしまいました。
本当につらかった暗黒期、、。
そのなかで、唯一残された可能性がフリーランスだったので、思い切って挑戦してみることに。
「フリーランスになりたい」というより、『フリーランスにならざるを得ない状況』だったんです。
そんなパターンあるんだね。。笑
自分で管理して働きやすくなった
フリーランスになってから、数年間はとにかく苦しみました。
- 仕事がない
- 自己管理ができない
- なにをやっても中途半端
それでも諦めず継続した結果、いまでは天職を見つけて最高な人生と言えます。
その過程でとくに重要だと思ったのが、
- 内面の言語化
- 自己管理の習慣術
です。
自律への自己投資
僕は7年と500万円以上をかけて、
- 心理学
- 脳科学
- 世界中の成功者の習慣術
を学び、コーチングを受け、独自のノウハウを積み重ねました。
その結果、いまでは自律スキルが身につき、自己管理も徹底できています。
独学でかなり遠回りしたけどね。。
それだけでなく、HSP気質を強みにして働けるようにもなりました。
無料プレゼントを限定配布中
その経験談をこの記事で書くと長くなりすぎてしまうので、動画にまとめました。
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HSPがマルチタスクをする3つの注意点
HSPさんがマルチタスクをする注意点が、以下の3つです。
- イコール仕事ができないと思わない
- 環境を変えれば輝ける
- 心身が壊れるまで耐えない
ひとつでも当てはまっていると、危険です。
しっかりと確認しておきましょう。
① イコール仕事ができないと思わない
マルチタスクが苦手だからといって、イコール仕事ができないわけではありません。
本来、HSPさんには仕事で活かせる強みがたくさんあります。
ただ、環境が合ってないだけなんだ、、!
なので、「仕事ができない」と悩んでいる繊細さんがいたら、それは勘違いです。
もっとあなたが輝ける仕事を探していきましょう。
② 環境を変えれば輝ける
いまの環境で力が発揮できていないなら、環境を変えてください。
たとえば、マルチタスクなうえ、
- 上司がきつい言い方をする
- 職場の人間関係がドロドロ
- 五感への刺激が強すぎる
などの要素がある場合、そこはHSPさんに向かない環境です。
そのまま我慢していても、状況はどんどん悪くなっていきます。
それで心身を壊した人を何人も見てきた、、。
なので、耐える勇気ではなく、一歩踏み出す勇気を持ちましょう。
HSPの天職になり得る仕事14選と自分らしく働く7ステップを解説も参考になります。
③ 心身が壊れるまで耐えない
「環境が変えられない」と我慢を続け、心身を壊したらアウトです。
そこまでいってしまうと、
- 仕事の復帰に数年単位の時間がかかる
- 自信がどんどん減って行動できなくなる
- 自分の価値を疑ってさらに落ち込む
という最悪なループから一生抜け出せなくなります。
そんな人生、絶対に嫌だよね?
「環境が変えられない」というのは、他人軸からくる間違った思い込みにすぎません。
心が悲鳴をあげているのであれば、その声を無視しないでくださいね。
まとめ
マルチタスクが苦手だと、ついまわりの人と比較してしまいがちです。
しかし、あなたにはあなただけの良さが必ずあります。
マルチタスクが苦手なら、その悩みがなくなる環境に移ればいいんです。
あなたが一歩踏み出せば、選択肢はいくらでもあるよ!
なので、自分の可能性をもっと信じて、前に進んでいきましょう。
僕はいつでもここからあなたを応援しています。
追伸:HSPさんは必見です!
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