HSPが就活できない5つの理由と対策を解説した【失敗談あり】
HSPに就活はできないの?
HSPなりの就活戦略を練ることで、成功に近づくよ!
- HSPって就活で不利?
- HSPなりの面接対策ってある?
- 就活を成功させる方法を知りたい
この記事を最後まで読めば、HSPさんの就活に必要な考え方や行動がわかり、自分らしくいられる働き方への一歩を踏み出せます。
「HSPに就活はできないの?」と悩む繊細さんに向けた大事な内容なので、しっかり読み進めてくださいね。
HSPさんが就活できないと感じる5つの理由
HSPさんが就活をしんどいと感じる理由は、以下の5つです。
- うまく話せないほど緊張する
- 面接官が怖いと感じる
- 友だちと就活の話ができない
- 自分の長所が伝えられない
- 失敗したらもう無理だと思ってしまう
細かいことを気にしてしまうHSPさんにとって、就活は難関です。
当てはまっていないか、ひとつずつ見ていきましょう。
YouTubeでも解説しました!
「そもそもHSPの特徴ってなに?」という人に向け、『HSP完全解説』の動画を作りました。
この記事と合わせて見ると、HSPとして就活を乗り切る知識が身につくよ!
① うまく話せないほど緊張する
HSPさんは、とにかく緊張しいです。
さらに、自分がうまく話せないネガティブな妄想ばかりが浮かび、緊張に追い打ちをかけます。
心臓がバクバクして、音が遠のく感覚、、!
そんな精神状態で面接に挑み、一度でも噛んでしまうと、頭はもう真っ白。
とくにグループ面接がある場合、まわりの目を気にする緊張感も重なり、余計にうまく話せなくなります。
② 面接官が怖いと感じる
微妙な空気感の変化に気づけるHSPさんは、面接官の表情や声のトーンが気になります。
たとえ、面接官がまったく意識してなくても、
- 眉間にシワが寄る
- 咳払いをする
- 頬杖をつく
などの仕草ですら、「なにか失礼なこと言ったかな、、?」と恐怖を感じてしまいます。
僕も面接官と接するのは本当に苦手だった。。
③ 友だちと就活の話ができない
HSPさんは、まわりの人と比べて自分の評価を低く見積りがちです。
なので、友だちと就活の話をして自分だけうまくいってないと、自己嫌悪に陥ります。
さらに、なんとなく友だちと会うのが怖くなって、ひとりで閉じこもりがちに。
孤立しちゃうともっとつらくなりそう、、!
HSPさんが一度自己嫌悪のループにハマると抜け出すのが大変なので、そのまま就活自体が嫌になってしまう可能性も。
就活の話をする相手は慎重に選ぶのが吉です。
④ 自分の長所が伝えられない
HSPさんは、自分の長所に気づくことが苦手なので、うまく伝えられません。
うまく伝えられない自分が恥ずかしくなって緊張が増し、思ってもないことを口走ってしまうことも。
僕も「あぁ、余計なこと言っちゃった、、」と落ち込んだ経験がある。
とはいえ、面接中に長所を伝えることは重要なので、越えなければいけないハードルです。
詳しくは、HSPの長所を10個にまとめて経験談とともにシェアした【実は最強な才能】で解説しています。
⑤ 失敗したらもう無理だと思ってしまう
HSPさんは打たれ弱いので、面接で失敗すると「もう就活は無理だ」となりがち。
まわりやSNSで苦労せずに就活を終えた人の姿を見ると、なおさらです。
希望の企業の面接で失敗したら絶望、、
とはいえ、就活で納得の結果を一発で出せる人は、限りなく少ないです。
失敗を失敗のままにせず、そこから次に活かせるなにかを学ぶ姿勢が重要でしょう。
HSPさんが就活に失敗しないための5つの方法
HSPさんが就活に失敗しないための方法が、以下の5つです。
- 面接の対策をやっておく
- 先輩からアドバイスをもらう
- 会社のSNSやHPを徹底的に調べる
- しっかりとお店を確認する
- 自己分析で長所を言語化する
とくに「自己分析」は就活だけでなく、人生においても重要です。
ひとつずつ、ていねいに解説していきます。
① 面接の対策をやっておく
HSPさんにとって、面接の対策はとくに重要です。
なぜなら、HSPさんは「不確実な状況」に対してさまざまな妄想を膨らませてしまい、自ら緊張感を増幅させてしまうから。
たとえば、忙しい人でも、
- 想定される質問をピックアップ
- 質問に対しての答えを用意
- 実際にスーツを着てみる
など、1回でも面接の流れを確認しておくことで、段違いに不安や緊張を和らげることができます。
準備不足だと、99%面接中に頭が真っ白になるよ!
強みやエピソードを聞かれた際もしっかり答えられるよう、イメージを言語化しておきましょう。
② 先輩からアドバイスをもらう
とはいえ、いくら自己流で面接対策をしても限界があるので、経験者から話を聞くことも大切です。
流れを詳しく知れるメリットもありますが、「意外とあっさり終わったよ」などの声が聞けると、HSPさんはより安心できます。
構えすぎちゃうのも繊細さんの特徴だもんね!
また、「入社してみたけどイメージと違った、、」などの情報も聞けると、自分の進路を見つめ直すチャンスに。
就活生であれば、いろいろなつながりから先輩にアドバイスをもらえる機会を作れるはずなので、行動してみましょう。
③ 会社のSNSやHPを徹底的に調べる
先輩からのアドバイスを仕入れつつ、SNSやHPからも情報収集しましょう。
最近では、YouTubeなどの動画媒体で社風を紹介している企業も増えたので、より空気感が伝わりやすいです。
動画がない場合でも、HPや会社説明会などもフィーリングが合いそうか判断する材料になります。
HSPさんの直感力が役立つ場面だね!
逆に、企業側が就活生のSNSをチェックすることも当たり前になってきているので、普段の発信から気をつけましょう。
④ しっかりとお店を確認する
店舗に配属されるような企業を受ける就活生は、店舗に足を運ぶのがおすすめです。
「もしかしたらここが将来の職場になるかも」という視点で店内を見ると、さまざまなことがわかります。
- 店員さんの対応
- お客さんの表情
- 店内の清掃具合
など、HSP気質でも馴染めるかどうかがなんとなく感じ取れます。
ウェイウェイしたお店だったらちょっときつそう、、!
社内の人間関係はもちろん、お店に来るお客さんの層によっても働きやすさは左右されるので、要チェックです。
⑤ 自己分析で長所を言語化する
面接の対策にも通じますが、自己分析は必ずやっておきましょう。
面接では、あなた自身のことや経験などは100%聞かれます。
- 長所や短所
- 過去の失敗や成功体験
- 自分の特徴をアピール
など、自分のことを深く知れば知るほど、有利になる部分です。
さらに、自己分析をすることで、「本当にやりたいこと」に近づくこともできます。
自分の本音を知らないまま、なんとなく就活してる人がほとんどだからね。
僕が22歳のころの経験談
僕はいま31歳ですが、22歳のころに仕事で挫折して入院した経験があります。
退院後に仕事を辞め、ひたすら自分と向き合って、興味あることすべてに挑戦してきました。
- フィリピン留学
- カナダでワーホリ生活
- 世界一周
- 自給自足体験
- フリーランス
そしていま、本当にやりたいことに向かって、ブログでの発信やコーチングをがんばっています。
もしも20代で自分と向き合わず、退職後も他人軸で就活して働いてたら、いまごろ後悔しているでしょう。
HSPな僕の失敗談は記事の後半で赤裸々に話すね!
自分らしい生き方を手にするには、自分の本音や欲求を知ることが欠かせません。
なので、「人生を豊かにしたい!」と思っている就活生さんは、まず自分を見つめ、言語化してみてください。
HSPさんが就活で強みをアピールするための準備
HSPさんが就活で強みをアピールするための準備が、以下の5つです。
- 自己分析の時間をつくる
- 親や友だちに聞いてみる
- これまでの人生を棚卸しする
- 自分より優秀な人と比べない
- 強み診断を使ってみる
HSPさんの就活は、準備を重ねるほど前向きに挑めます。
ひとつずつ、わかりやすくお伝えします。
自己分析の時間をつくる
繰り返しになりますが、自己分析は必ずやったほうがいいです。
というか、僕は義務教育に組み込むべきだと思ってる!
自分のことを相手に伝える際には、自分で理解できていることしか言葉にできません。
- マネジメントが得意なのに
- おもしろい企画作りが得意なのに
- 人のことをサポートするのが得意なのに
自分で気づけていないだけど、「実は〇〇が得意なのに」ということはたくさんあります。
僕は自分が「文章が得意」ってことに、26歳ごろまで気づけなかった、、!
強みをアピールしたければ、まずは自分を知ることから始めてみましょう。
親や友だちに聞いてみる
でも自己分析なんてやったことないし、難しそう、、!
そんな場合は、親や友だちなど、身近な人に強みや長所を聞くのがおすすめです。
それだけでも、自分では気づけなかった思わぬ視点に出会える可能性もあります。
照れくさいかもだけど、意外に盛り上がるよ!
これなら就活で忙しい合間にも気づきを得ることができるうえ、自己アピールの準備も整うでしょう。
これまでの人生を棚卸しする
いままでの人生での出来事を紙に書き出し、棚卸しするのも効果的です。
なぜなら、過去の自分の行動や感情の変化にも、たくさんのヒントが隠れているから。
- 部活で仲間を励ますのが好きだった
→ 人をサポートするのが向いてるかも - 夏休みの宿題は計画的に終わらせてた
→ コツコツ目標達成するのが得意かも - 公園でぼーっとする時間が好きだった
→ テキパキ動くのが苦手なのかも
など、深掘っていくとさまざまな仮説が浮かび上がります。
そのなかでも、とくに体や感情が動いたことが、大きな強み・弱みかもしれません。
いまの自分は、過去の出来事の積み重なりでできてるからね!
自分より優秀な人と比べない
この世界には、数えきれないほど優秀な人がいます。
そんな人たちと比較していたら、いつまで経っても自分の強みを認められず、アピールもできません。
とはいっても、「この人は自分よりも上だ、、!」とか思っちゃう。。
正直に言うと、僕も他人軸に飲まれてしまい、優秀な人を妬んでしまう瞬間はあります。
昔は飲まれてから立ち直るまでに長い時間がかかり、その間はずっとネガティブで不安でした。
でもいまは自分軸がブレないようになったよ!
それは、自分だけの強みやらしさを明確にできたからです。
仮に比べて落ち込む瞬間があっても、すぐに立ち直れるようになりました。
僕が人と比べなくなったきっかけ
たとえば、ブログをやっていて、僕よりも結果を出している人は星の数ほどいます。
HSPのジャンルでも、僕よりも専門的で昔から発信してる人もたくさんいます。
ですが、そんなことを気にしていてはなにも挑戦できないし、「自分はダメだ」というレッテルに縛られます。
だから僕は、「オンリーワン」に目を向けることにしたんだ!
すごいブロガー、HSPに詳しい人はほかにいても、
- 仕事で挫折して入院
- 海外や日本中を旅した
- ゲストハウスの支配人をした
- フリーランス・法人化をした
- 失敗談を赤裸々に発信している
そんなHSPブロガーは僕だけだから、「人と比べるものではない」と思えるようになりました。
いまは自信を持って、「HSPさんの可能性を広げるためにブログで発信をしてる」と言い切れます。
他人よりも優れているかどうかより、「自分はどう在りたいのか」に意識を向けてみましょう。
強み診断を使ってみる
ここまでのことを試してもしっくりこないHSPさんは、手軽にできる強み診断がおすすめです。
『ストレングスファインダー』という有名な本が使いやすいよ!
本を買うと質問に答えるコードがついてくるので、指示に沿って診断を進めると、自分の強みがわかります。
各強みに対する解説も載っているので、サクッと強みを知りたい場合はぜひ買ってみましょう。
ニート経験5回のHSPな僕が就活に失敗した理由
ちなみに僕は、ニート経験が5回もあります。笑
そんな僕の就活失敗談が、以下の5つです。
- 就活支援を使わなかった
- 世間体で決めてしまった
- HSPに向いてない仕事を選んだ
- そもそもやりたいことがなかった
- 理想のゴールも見えてなかった
HSPなうえ、失敗のせいで自己肯定感はかなり下がりました。笑
反面教師にしてもらえるよう、ひとつずつ解説します。
就活支援を使わなかった
僕が最初の会社に勤めるときは、「就活支援」なんて言葉すら知りませんでした。
なので、普通の求人サイトを見比べ、
- 給料
- 休日
- 通勤時間
など、基本情報のみで判断して面接を受けました。
いまだったら確実にプロに相談するね。
そもそも、この世には数え切れないほどの職種や仕事があります。
そのすべてをひとりで把握するのは難しいので、使えるものはどんどん使っていきましょう。
世間体で決めてしまった
昔の僕の価値観は、
大手企業=世間体が良くて鼻が高い
と、視野が狭く、とってもつまらない考え方でした。
なので、大手企業に焦点を当てて就活し、某有名運送会社に入社したのです。
この選択が地獄の始まりだとも知らずにね、、!
断言しますが、世間体なんてクソ食らえです。
まわりの人からの「いいね」よりも、自分自身が「いいね」と思える仕事を探し抜いてください。
HSPの短所ついては、HSPの7つの短所と僕が乗り越えた方法【悩んだ経験談】で詳しく解説してます。
HSPに向いてない仕事を選んだ
世間体のみで大手の運送会社に入った僕は、たった数日で悟ります。
あ、これ僕には向いてない仕事だわ、、!
当時は「HSP」という言葉は知りませんでしたが、その頃から気質は持ち合わせていました。
にも関わらず、
- 超体育会系
- 時間に追われる
- クレームを浴びる
など、HSPな僕の心を折るには十分すぎる要素が詰まっていたのです。
HSPさんが自分らしく活躍できるかどうかは、職場環境にかなり左右されます。
なので、いま就活しているHSPなあなたは、肝に銘じておきましょう。
詳しくは、HSPさんに向いてない12種の仕事と経験談をまとめた【口コミもあり】で解説しています。
そもそもやりたいことがなかった
世間体や向き不向きもそうですが、そもそもやりたいことがありませんでした。
むしろ、「仕事は生活のために我慢してやるものだから、つまらなくて苦しくて当たり前」と信じてすらいました。
いまとなっては、「仕事は楽しくて人生を豊かにしてくれるもの」という認識ですが、当時の僕にそんな発想は1mmもなかったのです。
そのことに20代前半で気付けたらすごすぎると思うけどね!
いまはなにもなくても、真剣に自分と向き合い、行動すれば、やりたいことは必ず見つかります。
就活で悩んでいるHSPさんは、そのことだけは忘れずにいてくださいね。
理想のゴールも見えてなかった
やりたいことがなければ、理想の未来もイメージできてませんでした。
当時の僕の未来図は、
- 普通に就職
- 普通に結婚
- 普通にマイホーム
と、まったく自分軸がない状態だったのです。
地元に染まってたから、視野が狭すぎた。。
その結果、「自分の存在ってなんだろう?」と悩み続け、病み続けました。
まずは妄想でもなんでもいいです。
「こんな生き方ができたらしあわせそうだな」というイメージを、恥ずかしがらずに思い描いてみましょう。
就活ができないHSPな僕のアドバイス
就活でしんどい思いをしたHSPな僕からのアドバイスが、以下の5つです。
- 素直にプロに頼る
- まわりの目は気にしない
- HSP気質の理解を深める
- 自己分析は徹底的にやる
- どんな生き方をしたいか想像する
もしも就活してたころに戻れたら、上記の5つは絶対にやります。
とくに4と5つ目は、いまでも大切にしている考え方!
ひとつずつ、経験からの生の声をお届けします。
素直にプロに頼る
まず、自分が就活未経験であることを理解して、プロに頼ります。
理由はシンプルで、そのほうが効率がいいからです。
- 業界や職種のリサーチ
- 面接や書類のサポート
- 入社後の相談
など、安心感もスピード感も圧倒的に違ってきます。
いまの時代、就活に利用しないのは損なので、必ず検討しましょう。
まわりの目は気にしない
メンタルな話ですが、世間体は気にせず行動します。
なぜなら、他人軸よりも自分軸で生きるほうがしあわせだからです。
でもまわりの目を気にしないって難しいよね、、?
たしかに、いきなり気にならなくするのは困難ですが、方法はたくさんあります。
僕は実際にやって効果を感じたのは、
- 国内や海外をひとり旅
- 乗り気じゃない誘いを断る
- 自分で決めた目標をやり切る
など、些細なことですが自分軸で生きるための訓練になります。
ためしに、今月の予定表を確認してみて!
そこに書いてある「飲み会」や「買い物」、「イベント」は、本当にあなたの人生に必要ですか?
自信を持って「必要」と言えない予定は他人軸の予定なので、断ることで余白を作っていきましょう。
HSP気質の理解を深める
20代前半の自分に声を大にして伝えたいのは、「HSP気質だから無理するな!」ということ。
いまとなっては、「HSP」や「繊細さん」という言葉が徐々に市民権を得てきています。
が、理解できないまま、漠然とした生きづらさを抱えているHSPさんが多いのも事実。
そんなHSPさんのために立ち上げたのがこのブログだよ!
不思議なもので、HSPさんは自分がHSPだとわかると、気持ちがすーっとラクになります。
専門家になる必要はありませんが、
- なにが向いてるのか?
- なにが向いてないのか?
- どうすれば輝けるのか?
を学んでおくと、いまからの人生が大きく変化していくでしょう。
詳しくは、HSPとは?特徴と大切な考え方を完全解説した【読めば安心できます】で解説しています。
自己分析は徹底的にやる
就活の前でも途中でもいいので、自己分析は必ずおこなってください。
あなたの
- 価値観
- 強みや得意
- 弱みや苦手
が見えてくるだけで、就活がうまくいく確率はグッと上がります。
もっというと、非HSPさんに比べて、HSPさんは自分と向き合う能力が高い傾向にあります。
自分の手で自分の人生を変える力があるってことだよ!
とはいえ、一回の自己分析ですべてを理解することはできません。
なので、「なかなか見えなくて当然だよね」くらいリラックスして、長い目で継続していきましょう。
どんな生き方をしたいか想像する
「将来どんな自分で在りたいか?」についても、鮮明にイメージする癖をつけましょう。
でも親とか友だちとそんなこと語れないよ。。
まわりからの良い刺激を期待できない場合は、読書がおすすめです。
とくに、偉人や経営者の自伝には、生き方のヒントが詰め込まれています。
僕は幻冬舎の見城徹さんの本を読んで、考え方がめちゃくちゃ変わった!
本が苦手な人はYouTubeなどでもいいので、普通に生きてたら出逢えないいろんな人の頭の中をのぞいてみましょう。
HSPが就活できないと思ったときの注意点
HSPさんが「就活はもう無理」と感じたときの注意点が、以下の3つです。
- 面接であなたの魅力はわからない
- 諦める必要はない
- 正社員だけが正解じゃない
自己嫌悪にハマると、人生の可能性が閉ざされてしまいます。
暗い未来を避けるためにも、ひとつずつしっかり解説します。
面接であなたの魅力はわからない
ここまで、自己分析や強みなどが大切だと繰り返してきました。
大切なのは間違いないのですが、どれだけうなく言語化できたとしても、
あなたの魅力は面接だけで伝え切れるものではない
ということは覚えておいてください。
- うまく伝えられたのに落ちた、、
- あと5分あればもっとうまく言えたのに
- せっかく準備したけど緊張で声が出なかった
完璧な準備をしても、面接に落ちるときは落ちてしまうものです。
が、だからといって、あなたに魅力がないわけでは決してありません。
たまたま縁がなかっただけ!恋愛と同じだよ!(ドヤ)
なので、「自分は必要とされてないのかも、、」と責めないようにしてくださいね。
諦める必要はない
面接がうまくいかなくても、就活を諦める必要はありません。
むしろ、数万以上の企業があるなか、一発で納得いく結果を出すほうが難しくないですか?
そうだそうだ!アザラシもそう思うぞ!!
もしもまわりの友だちがスムーズに就活を終えて焦ってしまったら、一度休憩するのもありです。
世間の目を気にして、妥協した就職先で嫌々仕事を続ける生活なんて、寂しすぎます。
「もう自分には無理だ、、!」と思えても、明るい未来を諦めないでくださいね。
正社員だけが正解じゃない
どうしても就活を続けられないHSPさんは、現状を「視野を広げるチャンス」だと思いましょう。
いまの時代、
- フリーランス
- フリーランス+バイト
- 契約社員+副業
など、その人のライフスタイルに合わせた働き方が選べます。
僕の奥さんも仕事を辞め、やりたかった仕事をパートで掛け持ちしています。
小児科の受付とアパレルの二刀流だけど、楽しそうに働いてる!
もちろん、就活を乗り越えて正社員になれるなら、それに越したことはありません。
が、それ以外にも無数な選択肢があって、あなたの可能性も無限大だということは忘れないでくださいね。
会社員が向いてないHSPさんの悩みと対策5選【ニート経験5回の僕が解説】の記事も参考にしてもらえると嬉しいです。
僕に相談してくれた就活できないHSPの経験談
僕自身、就活生から人生相談を受けることがあります。
「20代なんてなにやっても大丈夫だよ〜」とは伝えるのですが、「不安で仕方がない」という気持ちをひしひしと感じます。
就活って、なんだかその後の人生が決まっちゃいそうなイメージあるもんね。
そのなかでも、勇気を出して僕に相談してくれたAさんの経験談をシェアして、今回の記事を終わりにしたいと思います。
就職か留学か迷っていたAさん
Aさんは当時21歳、まわりと同じように就活中の女性でした。
僕に相談してくれるなかで、「就職か留学か」というキーワードが出てきたのです。
僕のなかでは、「留学一択!」というのが心の声だったよ!笑
ですが、こちらから決めつけるのは違うと思い、
どう生きたいのか?
というイメージをしてもらい、その理想の未来に必要な選択肢を考えてもらうことにしました。
自分の本音と向き合う時間をつくってもらった
そのためには、自分と向き合う時間が欠かせません。
その間、僕からは余計なことは言わず、彼女なりの答えを出してくれるのをワクワクしながら待っていました。
しばらくして、Aさんから届いたメッセージには、
留学に行くことにした!
という決断と想いが書かれていて、僕は嬉しくなりました。
留学を選んだことが嬉しかったわけではなく、ちゃんと自分と向き合って答えを出してくれたことが嬉しかったのです。
海外経験を経て好きな仕事を見つけたAさん
Aさんは実際に留学へ行き、そこから海外を何ヵ国か渡り歩きました。
そしていまは自分が興味ある仕事を見つけ、楽しく働いているようです。
きっと、ここまでの道のりのなかには、たくさんの葛藤や不安もあったはず。
僕も経験したから、気持ちはすごくわかる!
ですが、それでも就活という枠にとらわれず一歩踏み出した彼女の勇気に、僕自身が刺激をもらいました。
HSPさんにとって就活は大事だけど、すべてではない
普通だったら、最後まで「HSPさんが就活でうまくいく方法」を伝えるべきだとは思います。
ですが、これがリアルです。
- 流されるまま就活をして就職する人
- 就活かやりたいことかで悩む人
- 就活なんてしない人
どの選択も、その人が納得しているなら正解でよくないですか?
他人にとやかく言われる筋合いなんてないし、自分の人生は自分で決めていいものだから。
そうだそうだ!!(2回目)
自分と向き合って、本当に自分が手にしたい生き方をイメージする。
価値観や強みを知って、それに沿った働き方を考える。
就活は人生を豊かにするための手段であり、目的じゃないよ!
そのことを理解したうえで、改めて「就活」というものと向き合ってみましょう。
きっと、見える世界が変わってくるはずです。
まとめ
HSPさんが就活をしんどいと感じる理由は、以下の5つです。
- うまく話せないほど緊張する
- 面接官が怖いと感じる
- 友だちと就活の話ができない
- 自分の長所が伝えられない
- 失敗したらもう無理だと思ってしまう
HSPさんが就活に失敗しないための方法が、以下の5つです。
- 面接の対策をやっておく
- 先輩からアドバイスをもらう
- 会社のSNSやHPを徹底的に調べる
- しっかりとお店を確認する
- 自己分析で長所を言語化する
ネガティブを感じやすいHSPさんにとって、就活は本当にヒリヒリすると思います。
ですが、就活がうまくいってもいかなくても、ここからが人生のスタートです。
就活がうまくいったのに暗い顔している人もいれば、就活は失敗したけど楽しそうな人もいます。
出来事に良い悪いはなくて、良いと「思うか」、悪いと「思うか」、その人の視点次第だよ!
この記事をここまで読んでくれた熱量のあるあなたなら、絶対に大丈夫。
一緒に前に進んでいきましょうね。
追伸:HSPさんは必見です!
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あなたの『自分らしい生き方』の一歩目に役立つ内容なので、見逃さないようにオレンジのボタンをタップして受け取ってくださいね!